名称

Japan Community IX

運営主体

Japan Community IX 発起人組合

組合員

  • AS38215 Syuhei Uda
  • AS59106 一般社団法人サイバー技術・インターネット自由研究会
  • AS63774 有限責任事業組合かもいけねっと
  • AS203577 Fumon Shimadate
  • 他複数AS

運営方針

JCIXは以下の運営方針に従い、組織並びにIXサービスを運営していきます。

  1. 壊れてもよい / Challenging
    JCIXは、ときに壊れてしまうことも許容しながら、新しい技術や運営手法を取り入れていきます。
  2. オープンネス / Openness
    JCIXは、オープンかつ透明性を持ったコミュニティ・運営を目指します。
  3. みんなの / Community
    JCIXは接続する会員みんなによって作り、互いに支え、補いながら、発展するコミュニティを目指します。
  4. つづける/Sustainable
    JCIXは、JCIXとこのコミュニティが永続的に発展するよう、持続可能なモデルの構築を目指します。

暫定運営ルール

  1. 目的

    1. この組合は仮称一般社団法人Japan Community IX(以下「新設法人」という。)の設立の準備を目的とする。
    2. 設立準備と平行して、暫定的にJapan Community IX(以下「JCIX」という。)の運用を行い、新設法人の設立後遅滞なく業務を開始出来るよう準備を行うことも目的とする。
  2. 組合員の資格

    1. 組合員は以下のいずれかの条件を満たすものとする。
      1. インターネットに関する職務を有し、相当の学識又は経験を有する個人
      2. AS番号の割当を受けている自然人及び組織で、暫定的に運用がなされるJCIXに接続を行っているもの(以下、「接続組織」という。)。
    2. Steering Committeeによる加入審査を経なければならない。
  3. 存続期間 この組合の存続期間は、2025年3月31日もしくは新設法人の登記が完了した日のいずれか早い日までとする。 ただし、存続期間の満了日の3ヶ月前までに、組合員総会において延長の決議がなされた場合は、1年間期間延長されるものとし、以後も同様とする。

  4. 機関
    この組合は以下の機関を設置する。

    • 組合員総会
    • Steering Committee (以下「SC」という。)
  5. 組合員総会

    • 総組合員をもって構成する。
      • それぞれの組合員が1議決権を有する。
    • 組合員総会は、以下の行為を行う
      • Steering Committeeのメンバーの選任・解任
      • 新規組合員の加入及び脱退
      • 加入及び脱退は総組合員の3/4の賛成を要する。
      • 組合の存続期間の延長
    • 組合員総会は、SCの決議または、組合員の1/5以上の書面または電磁的手法による要請をもって開催することができる。
  6. Steering Committee

    • SCはJCIXの事務のすべてを行う権利を有する。具体的には、
      • 新設法人の設立準備(定款・規則等の準備を含む)
      • 暫定運用を行うJCIXの設計・構築・運用
      • 接続組織の加入審査
      • 他組織(OPENコンソーシアム等)とのリエゾン
      • JCIX上の相互接続の推進
    • SCの定員は5人とし、SCの互選によりChair(議長)を選出する。
      • Chairはこの組合の代表権を有する。
  7. 接続組織

    • 接続組織の資格は、AS番号の割当を受けている自然人及び組織とする。
      • 加入要件を満たしていたとしても、加入の可否はSCの自由意志によって決定される。
    • 1自然人、社団、組合において複数のAS番号の割当を受けていたとしても、1組織として取り扱う。
    • JCIXにおける接続組織としての権利義務は組合の存続期間までとする。
      • 接続組織は暫定的な接続を開始したとしても、その権利は永続的なものではなく、2025年3月31日若しくは法人が設立されたタイミングでそれを失うことを理解した上で接続を行うこと。
      • また、暫定的な接続は新設法人で運用されるJCIXへの接続性を保証するものではなく、接続法人による新設法人への加入は、新設法人の機関の自由意志により決定されることを理解すること。
  8. 組合員の義務

    • 組合員は、この組合を通じて知り得た一切の情報を秘密として取り扱い、情報開示者からの書面による同意を得ない限り、他の者に開示してはならない。
      • JCIXの会合(対面及び電磁的方法のいずれも)において共有されたすべての情報を秘密として取り扱う。
      • 接続組織並びにSCメンバーは明示的な同意がない限り、他のものに開示してはならない(TLP: Amber+Strict相当)
    • 組合員は、この組合、新設法人、JCIXや他組合員・接続組織の品位や信用を失う行為、JCIXや他接続組織の利益を害する行為を行ってはならない。
  9. 組合員の資格喪失

    • 本組合員契約、その他SCが定める規則等に違反したものは組合員総会の決議により、組合員及び接続組織としての資格を失う。
  10. 費用・危険負担

    • 原則として、暫定接続に要した費用は暫定接続期間中は各接続組織において負担することとする。JCIXのスイッチのポートを境界点とし、構内配線等の費用は接続組織において負担をすることとする。例外についてはSCが個別に判断する。
    • 新設法人が成立するまでに要した費用は、接続組織において負担するものとする。但し、設立予定法人の創立費(登記に必要な登録免許税や印鑑作成費、弁護士などの専門家報酬など)に当たる費用は除く。
    • 接続組織がJCIXへの暫定接続もしくはSCによる行為で損害を被った場合は、損害賠償を求めることができる。但し、その限度は合計で金50万円を限度とする。
  11. 反社会的勢力の排除

    • JCIXに参加する加入組織並びにSteering Committeeメンバー(以下、「SCメンバー」という。)は現在また未来に向かって自らまたは自らの代理を行う者が暴力団等反社会的勢力でないことを確約しなければならない。
    • 上記に反した者(接続組織若しくはSCメンバー)は無催告で義務についてはこれを直ちに履行し、接続組織若しくはSCメンバーとしての資格を失う。またJCIX並びに他接続組織が被った損害を賠償しなければならない。
  12. 改廃

    • 本ルールはSCの決議により改定することができる。
    • SCは改定に先立ち、変更点について組合員に電磁的手法により通知を行い、通知を行った日から起算して7日以上、組合員が意見を表明する期間(以下、「パブコメ期間」という。)を設けなければならない。
    • SCはパブコメ期間に寄せられた意見に対し、回答を作成し、組合員に通知をしなければならない。
  13. 附則

    • 本暫定ルールは日本語を正文とする。
    • 英語と日本語の解釈に相違がある場合は、日本語文による。